250px-Toyotomi_hideyoshi (2)

1 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2012/06/02(土) 17:01:56.45 O


金銭の多寡による弱肉強食社会なのに
現代日本には綺麗事が溢れすぎています。
ニート、ワーキングプアを世界史の知恵で救済してください。
弱者を飼い馴らす救済ではなく、
弱者を強者とする知恵を希望します






2 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2012/06/02(土) 17:09:50.63 0


まず、下足番から始めなさいってこった。
その後、石垣を三日で直し、城を三日で建て、謀反人を三日以内に成敗する。






8 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/06/02(土) 17:50:19.39 0


まず天下が大乱になったら軍閥のひとつに身を投じ、
功績を挙げて軍閥をのっとり、天下統一までもっていけ。
運がよければ乞食坊主でも皇帝になれる。







7 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2012/06/02(土) 17:44:39.90 O


努力する。以上。







9 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/06/02(土) 17:59:41.46 0


>>7
努力の方向性が重要でしょう
無駄な努力は後悔を生みやがて天下の大乱へと繋がりかねません






16 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/06/02(土) 22:23:41.50 O


太閤さまや朱元章クラスの成り上がりテクニックから、
ある程度の身の保全テクニックまで幅広く募集します。
今川家が没落してからの今川氏真の身の処し方とかもいいな。
辞世を見るかぎり、本人はさほど人生楽しそうではないが



http://ja.wikipedia.org/wiki/豊臣秀吉

尾張国愛知郡中村郷の下層民の家に生まれた。
当初今川家に仕えるも出奔した後に織田信長に仕官し、次第に頭角を表した。
信長が本能寺の変で明智光秀に討たれると「中国大返し」により
京へと戻り山崎の戦いで光秀を破った後、織田家内部で勢力争いを起こし、
信長の後継の地位を得た。大坂城を築き関白・太政大臣に就任、
豊臣姓を賜り日本全国の大名を臣従させ天下統一を果たした。
百姓から天下人へと至った生涯は「戦国一の出世頭」と評される。

250px-Toyotomi_hideyoshi (2)





http://ja.wikipedia.org/wiki/朱元章

元末の天暦元年(1328年)、濠州の鐘離の貧農の家の末子に生まれる。
元末の政治混乱に伴い飢饉・凶作が頻発しており、
朱元璋の家族は食べるものも無く飢え死にした。
朱元璋だけは皇覚寺という寺に身を寄せ托鉢僧となり、
淮河流域で勧進の旅を続けながら辛うじて生き延びたが、
ほとんど乞食同然の生活であった。

1352年、阿弥陀信仰の呪術集団;「紅巾軍」に参加。
軍を蜂起した韓山童を継いだ子の韓林児を1366年に殺害し、
軍の指導的存在となるものの、邪教の迷妄であるナンセンスを脱却し、
1368年に帝位について大明を建国。同年、大都を攻略。
以前の政権である元をモンゴル高原に斥け、中国の統一を完成。
一元一世の皇帝独裁権を樹立。

200px-明太祖









17 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2012/06/02(土) 22:36:26.56 O


>>16
現代の日本と乱世では成り上がりの定義が違うって前提がある

で、例えば現代日本で成功するには、高い学歴を手にいれること

それがない人は、短期的な目標と長期的な目標を設定して、ずっと続けることだな

今の日本では他人を蹴落としてっていうより
まず自分の足場を固めなければお話にならない世の中だぜ








10 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/06/02(土) 20:55:49.59 0


出世した奴はみんな口がうまい おべっかにしろ借金以来にしろ
コミュ力が半端ない どんどんどんコネを広げる 勿論頼り甲斐も半端ない
軍人なんかはそうでもないが、そういうのは凄い軍人止まり







11 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/06/02(土) 21:29:13.06 0


>>10
たしかに他者に好かれるか、利を与えられる存在でなければ成り上がれないな







14 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2012/06/02(土) 22:10:45.92 O


1、緊張すること、不安になることに積極的に向かっていくこと
(大量の面接、怖いOB訪問、緊張する大会に出場、
不安になる営業回り、恋愛で告白するなど)

2、人間を知ること
(どうやれば人間が動くか、怒るか喜ぶかを知識と感覚で身に付ける)

3、人好きになることと好かれること
(1と反対で楽しいことにも積極的になるための資質)







19 名前:!kab 水 ◆TCygujgOWY [sage] 投稿日:2012/06/02(土) 22:41:10.08 0


>>14に書いてあることもそうだが観察力+考えぬくことだろうね。
出世してる人見ると観察力がハンパねーしよく考えてるというか考え尽くしてる。








21 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2012/06/02(土) 22:45:10.56 O


歴史上の人物見てると、一番最初の底辺から、
ある程度の段階まではゆっくり上がっていく(昇進)。
で、ある段階の地位で何かしらの大成功や大勝負に出て、
一気に高い地位を手にいれるっていう流れが見える気がする

それと、同じ強弱の仕事を同じくらいのペースでやるのではなくて、
考えるものいやな仕事にある段階で挑戦してるな






22 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/06/02(土) 22:51:04.71 0


>>21
苦難は人を育てますし、カリスマ性を生みますね。
苦難に潰れるほうが多いとは思いますが







23 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2012/06/02(土) 22:54:46.06 O


>>21に照らして、27歳ニートや引きこもりが正社員を手にいれようとする

まず、コネなしの求人誌からの真っ正面からの
応募での正社員は無理だから、バイトから始めるとする

最初、求人誌を見ると、引っ越しや居酒屋、
ファミレス、回転寿司、服屋などがある

ここで、ありがちなのはニートが、コミュ障だから接客は~とか考えること

考えるべきは、このバイトをすると次にどう繋がるかってこと
それのみを見て選ぶべき





24 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2012/06/02(土) 23:14:54.95 0


現代でも一介の学生アルバイトやパート主婦から
その企業のトップにまで伸し上がった人も僅かながらいる。
しかも更にその企業を東証一部上場の大企業に成長させてしまったような
正に怪物的な現代版立志伝などもある。







38 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/06/04(月) 19:52:09.62 O


英雄豪傑の強く持続力のある思いは何処からくるのでしょうか?
どうやって持続させたのでしょうか?

↑の参考になるような英雄豪傑の言行を募集します






39 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/06/04(月) 20:17:00.66 0


カエサル 借金返さないとダメだからガリアでヒャッは~~してたら、
元老院から最後通牒つきつけられたので戦争した

チンギス 敵の王の嫁さんを目の前でレ●プするのさいこーだぜ!ヒャッハー!

秀吉 信長死んじゃったから、仇うっていいがかりつけてくる奴
降して殺して残りの地域をヒャッハーした

ナポレオン エジプトでのヒャッハーが行き詰ってきたら、
本国とイタリアが不穏なんてもんじゃないことになってきたので、
帰ってクーデター起こした






40 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/06/04(月) 20:42:40.76 O


>>39
その説明だとジンギスカン以外は、
大義と名分がそれなりに揃った頃に、
自分から行動するか、巨大な相手から仕掛けられて返り討ちにしているのですね。
>>21氏のセオリーとも一致しています







42 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/06/05(火) 00:17:57.20 0


テムジンだって主人格のケレイト王国を下克上で倒してのし上がってる







26 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/06/03(日) 03:29:36.20 0


源義家、バイバルスのように苦難の時期にも仲間を見捨てない。
これがカリスマと精鋭集団を作る



http://ja.wikipedia.org/wiki/バイバルス

1242年、バイバルスはモンゴル軍の捕虜になり、奴隷商人の手に渡った。
身体的特徴から買い手が付かない状態であったが、
馬術に秀でていたとされ、アイユーブ朝の貴族が買い、
スルタン・サーリフのバフリー・マムルーク軍に編入される。
その後出世を重ね、スルターン護衛隊長となる。

250px-Beibars









29 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/06/03(日) 21:12:13.75 0


自分の子飼いや味方には情実、敵には非情、
っていうのも成り上がりには重要かと







31 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/06/04(月) 11:07:28.86 0


成り上がりか
最大の問題は、成り上がってる途中で人並みかそれ以上になると
もう野心が萎えるってことだな
年食って更に上を目指すには、強い動機と精神が必要だ
まして博打に出ようなんて、自分に絶対の自信をもちつつ、
慢心は決してしないというバランスが必要になる

歴史上の成り上がりに、子なしが多いのは
そこら辺が成り上がるのに適していたのかもしれん







33 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/06/04(月) 18:48:00.43 0


>>31
仕事に慣れて組織に居場所ができて女でも出来たら、
もう世間に納得してしまうのが大半かも。
英雄豪傑の志や野望への持続力って何処から来てるんだろうな







34 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/06/04(月) 19:26:10.04 0


歴史的「英雄」のエネルギー源は、
当人のコンプレックスってのが多いような。







35 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/06/04(月) 19:30:09.12 0


>>34
よくいえば改善、反省の意志が強いわけだな







36 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/06/04(月) 19:32:10.22 0


いや、中途半端なコンプレックスじゃそれこそ
人並みに報われたら解消されてしまうと思うな

何をやっても満たされない 
誰一人として信用できない 
犬猫くらいしか愛せない

それはそれは年季の入ったねじれにねじ曲がった
筋金入りのコンプレックスなら
簡単には消えないだろうが、そういうのが
人の上に立つなんて超レアケースな気がする
間違って皇帝にでもなってしまったらみんなが不幸になるだろう






43 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/06/06(水) 01:11:20.00 0


そういえば>>36のようなのを量産するシステムが東アジア~中近東にあったな



宦官制度



http://ja.wikipedia.org/wiki/宦官

刑罰として去勢(宮刑・腐刑)されたり、異民族の捕虜や献上奴隷が去勢された後、
皇帝や後宮に仕えるようになったのが宦官の始まりである。
しかし、後に皇帝やその寵妃等に重用され、権勢を誇る者も出て来るようになると、
自主的に去勢して宦官を志願する事例も出てくるようになった。
このように自ら宦官となる行為を自宮あるいは浄身と呼ぶ。
中国諸王朝において官僚は特権階級であったが、貴族(没落貴族も含む)ではない
庶民階級の者が文武問わず正規の官僚として高位へ登る道は、
隋以降に導入された極端に競争の激しい科挙(進士採用試験)を除くと
事実上ないに等しく、自宮者は後を絶たなかったという。

アンリ・カルティエ=ブレッソン 宦官 1949 (1)







44 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/06/06(水) 17:09:39.02 0


テストステロンは成り上がりに不可欠だろうよ
宦官は策略と保身に長けるかもしれないが、
天下人には向いていないでしょ






46 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2012/06/08(金) 19:49:08.20 O


誰か、英雄の性格、行動で成り上がりの参考になることを教えてください






48 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2012/06/09(土) 11:03:40.63 0


>>46
まず英雄であるためには人望がなければね。
気前よく、友人や部下にはドーンとおごる。
飲み屋で割り勘する英雄なんて聞いたことないからな。





49 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/06/09(土) 12:20:39.03 0


声が大きいこと







50 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2012/06/09(土) 14:09:08.06 0


一番は運でしょ。







51 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2012/06/09(土) 22:37:32.53 0


ここぞという場面で、人の記憶に残る
決めゼリフを吐けることが英雄の条件だ。
なぜ英雄にしてそれが可能かといえば、
常日ごろから自分を主人公にした舞台としてこの世界を捉えているから。







53 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/06/10(日) 00:28:07.41 0


ルキウス・コルネリウス・スッラ
貧乏な没落貴族で、酒色に溺れる自堕落な生活を送っていたが、
美形で社交的な性格だったため気に入られ、裕福な女性の遺産相続人になる
のち彼女や親戚の遺産を相続して官職に立候補、当選する

220px-Sulla_Glyptothek_Munich_309


http://ja.wikipedia.org/wiki/ルキウス・コルネリウス・スッラ








56 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2012/06/10(日) 22:01:10.64 0


>>53
自分の持つ長所を生かせたのは素晴らしいですね
ただ自堕落な生活してた人に官職まともに勤まったのか心配です






61 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/06/14(木) 20:19:56.25 0


現代なら鄧小平
何度失脚しても復活して大国の方向性を180度変えた
性格は慎重かつ大胆で捉えどころがなかったが
白猫黒猫論が将来の国家像だけでなく鄧小平の内面も表してる
傑物揃いの20世紀でも一番有能なプラグマティストだと思う

200px-Deng_Xiaoping


http://ja.wikipedia.org/wiki/鄧小平







63 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2012/06/16(土) 00:47:49.53 0


「運命とは迷信によってもたらされるものではなく、
みずからの剣によって斬り拓くものである」

アレクサンドロス3世

BattleofIssus333BC-mosaic-detail1 (2)


http://ja.wikipedia.org/wiki/アレクサンドロス3世






69 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/12/16(日) 15:11:06.43 0


成功者になれるのは卑劣な奴だって、トルストイさんが言ってた。

lstoy_(1887)


http://ja.wikipedia.org/wiki/レフ・トルストイ






71 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2013/02/12(火) 01:16:43.56 0


>>69
しかし、卑劣なだけの奴には決して人がついて行かない訳で、
時には「目的のためなら手段を選ばない」といった程度だろう。






77 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2013/03/10(日) 02:17:34.18 0


.
本物の引きこもりニートから天下の大将軍と化した韓信は凄すぎる!!!



http://ja.wikipedia.org/wiki/韓信

劉邦の元で数々の戦いに勝利し、劉邦の覇権を決定付けた。
張良・蕭何と共に漢の三傑の一人。

貧乏で品行も悪かったために職に就けず、
他人の家に上がり込んでは居候するという遊侠無頼の生活に終始していた。
とある亭長の家に居候していたが、嫌気がした亭長とその妻は
韓信に食事を出さなくなった。いよいよ当てのなくなった韓信は、
数日間何も食べないで放浪し、見かねた老女に
数十日間食事を恵まれる有様であった。

200px-Han_Xin








78 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2013/03/10(日) 04:30:26.90 0


韓信は外形はニートなんだが、ニートしながらも中身は違ったからなぁ

駄目なひきこもりニートがある時に突然心を入れ替え一念発起したんじゃなくて
ニート形態を取りながら自己の見識をずっと磨き続けてたケース





おまけ


【歴史に学ぶ】権謀術数【マキャベリズム】スレ


1 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2012/05/17(木) 20:37:19.31 0


世の中は欺瞞に満ちています。
厳しい時代だからこそ、処世術を身につけたいものです。

歴史は人間関係を学ぶ絶好の学問です。

歴史上の政治的人間の事例を紹介するのもよし、自分たちの体験から学ぶもよし。

あるいは、このようなジャンルの書籍を紹介しあうのもいいでしょう。

では語りましょう!



http://ja.wikipedia.org/wiki/マキャヴェリズム

マキャヴェリズムは、ルネサンス期の1513-14年に
『君主論』を書いたマキャヴェッリに由来する言葉で、
目的のためには手段を選ばない、
目的は手段を正当化するといった意味で使われる

200px-Santi_di_Tito_-_Niccolo_Machiavelli's_portrait (1)





42 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/05/20(日) 11:20:48.69 0


能ある策士、策を語らず






43 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/05/20(日) 13:02:41.34 0


あいつはマキャベリストだと指差される奴は、まだまだ青いってことかw






46 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/05/20(日) 19:36:21.43 0


だってマキャベリは君主のために本書いて飯の種にしたかっただけだし
前文に「この本捧げるから雇ってください」みたいなこと書いてる







10 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2012/05/18(金) 11:00:30.44 0


>>1
原点はマジでイソップ物語だな
イソップも解放奴隷で、外交官的な活動をしていたのだろう?
今となっては、言い伝えだけしか残っていないが






11 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/05/18(金) 15:01:20.81 O


イソップ物語で権謀術数学べるの?







12 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/05/18(金) 15:29:35.16 O


強い者に従えという
ある意味処世術






14 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2012/05/18(金) 17:34:27.64 0


韓非子が出ていないのですか?
韓非子は権謀術数の要素はそれほどありませんが、
そのあたりをにおわせていますよね。孤憤編とか備内編とかで。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4003321014/chaos2-22/ref=nosim/






24 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2012/05/19(土) 04:00:55.08 0


韓非子は成立した時期が異なる多数の文章を一つの本
にまとめたもので、その一つに孤憤編というのがある。
孤憤編は法術の士(=法律の力で政治を変えようと志す者)が
君主に受け入れられないくやしさがテーマなのだが、

その途中、

故資必不勝而勢不両存、法術之士焉得不危?其可以罪過誣者,以公法而誅之、
其不可被以罪過者,以私剣而窮之。是明法術而逆主上者、不僇於吏誅、必死於私剣矣。

(法術の士と、権力を持ってる悪臣が)ともにいられない関係であるならば
(故資必不勝而勢不両存)、

法術の士はどうして危険をまぬがれることができるのか
(法術之士焉得不危)。

罪をでっちあげることができる者は法律を使って殺し
(其可以罪過誣者,以公法而誅之)、

罪をかぶせられない者はひそかに剣で追い詰める
(其不可被以罪過者,以私剣而窮之)

法術を説いて君主に逆らう者は、役人に殺されないならば剣によって死ぬのである
(是明法術而逆主上者、不僇於吏誅、必死於私剣矣)

というくだりがある。
権力者が邪魔なものを陥れることにちらっと触れている。


25 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2012/05/19(土) 04:23:35.16 0


備内編では、こうある。

人主之患在於信人,信人則制於人。人臣之於其君,非有骨肉之親也、縛於勢而不得不事也。
故為人臣者,窺覘其君心也無須臾之休,而人主怠傲處其上,此世所以有劫君弑主也。
為人主而大信其子,則姦臣得乗於子以成其私,故李兌傅趙王而餓主父。
為人主而大信其妻,則姦臣得乗於妻以成其私,故優施傅麗姫,殺申生而立奚斉。
夫以妻之近与子之親而猶不可信,則其余無可信者矣。


君主の災いは人を信じることで生じる
(人主之患在於信人)。
人を信じれば人に出し抜かれる
(信人則制於人)。
家臣の君主に対する態度は
(人臣之於其君)、
家族の情愛から来ているのではなくて
(非有骨肉之親也)、
状況が従わざるを得ないようにさせているのである
(縛於勢而不得不事也。)
家臣は絶え間なく君主の心を探ろうとしているのに、
君主がその上にいて安穏としている
(故為人臣者,窺覘其君心也無須臾之休,而人主怠傲処其上)
これが世の中で君主が殺される理由である
(此世所以有劫君弑主也)
君主が子を信用すれば、姦臣は子を利用して悪事を図る
(為人主而大信其子,則姦臣得乗於子以成其私)
君主が妻を信用すれば、姦臣は妻を利用して悪事を図る
(為人主而大信其妻,則姦臣得乗於妻以成其私)
夫が妻や子ですら信用できないならば、
もうほかに信じられる人などいないのである
(以妻之近与子之親而猶不可信,則其余無可信者矣)

王はだれも信じてはならないという人間不信宣言だ。


51 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/05/20(日) 21:34:57.25 0


ほかには十過編。

政治に関する10のあやまちを挙げる。


十過

一曰、行小忠則大忠之賊也。
(小さい忠義によってことを行うのは大きな忠義を損なうことである)

二曰、顧小利則大利之残也。
(小さな利益を気にすることは大きな利益を損なうことである)

三曰、行僻自用,無礼諸侯,則亡身之至也
(やることが偏っていてしかも俺すげえと思っている、また諸侯にナメた態度をとる、これは身を滅ぼす極みである)

四曰、不務聴治而好五音,則窮身之事也
(政務に耳を傾けずにきれいな音が大好き。それは自分で窮地に追いこむようなことである)。

五曰、貪愎喜利則滅国殺身之本也
(貪欲で利益に飛びつく、それは国を滅ぼし身を殺すもとである)

六曰、耽於女楽,不顧国政,則亡国之禍也
(女や音楽にふけって政治を省みない、それは(後の)亡国の災いである)

七曰、離内遠遊而忽於諫士,則危身之道也
(国を離れて国外をめぐり出歩き、真摯に意見を言う者をおろそかにする、それは身を危うくする道である)

八曰、過而不聴於忠臣,而独行其意,則滅高名為人笑之始也
(まちがったことをしたのに心ある臣下の言うことを聴かず一人で自分の思うことばかりやる、それは名誉を失い笑いの種になる始めである)

九曰、内不量力,外恃諸侯,則削国之患也。
(自国の国力を認識せず、一方で外の諸侯をあてにする。これは領土を削られる災いである)

十曰、国小無礼,不用諫臣,則絶世之勢也。
(国が小さいくせに他国にナメた態度をとり、真摯に意見を言う臣下を使わない、そういうのは滅亡をまねくような状況である。)






27 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2012/05/19(土) 13:37:04.89 0


韓非子はそんなこと言いながら、自説だけは信じて欲しがるから墓穴を掘る。
韓非子自身も最後には、同門に憎み妬まれ、
誹謗と讒言を浴び、自殺に追い込まれているではないか





281 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/08/09(木) 06:38:50.53 O


「孫子」同様、良くも悪くも
「当たり前のこと」ばかりが書かれているのだけどね。
その基本的で当たり前のことが色々と難しい。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4003320719/chaos2-22/ref=nosim/









163 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/06/01(金) 20:03:32.09 0


孫子

戦う者には5つの危険がある。


・必死になれば殺されやすい
・必生を求める者は敵の虜になる
・短気な者は侮られる
・清廉潔癖ならば辱められる
・民を愛すると煩わされる


この5つは戦いの場においては過ちとなる。
敗北し殺されるのは必ずこの5つの過ちからである。
これをよく考えなければならない






23 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/05/19(土) 02:46:57.09 0


チャンドラグプタの宰相だったカウティリヤの『実利論』
権謀術数の書としては最初期のものであり、
古代では最も総合的な指南書である

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4003326318/chaos2-22/ref=nosim/





33 名前:1[] 投稿日:2012/05/19(土) 19:00:39.82 0


>>23
それ、昔のスレ見てるとたまに書かれてるね
読むと君主論がかすむとか何とか





150 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/05/30(水) 17:12:27.57 0


伝カウティリヤ「アルタ・シャーストラ」に曰く。

王の権力がなければ、弱肉強食の法則が生じる。
権力に保護されることで、弱者は生き残ることができる。

人は宗教に対して心を許しやすいから、これを利用することができる。
神像に仕掛けをほどこして、神と交信しているように見せかけたり、
巧みな手段で奇跡を演じたりしてみせれば、無知な庶民を畏怖させられる。
工作員を流浪の聖者に仕立て上げ、社会不安を煽らせて国に財産を寄付させたり、
外国に潜入させて要人に礼拝させ、礼拝堂に仕掛けをして暗殺させたりもできる。

スパイを用いることはきわめて重要である。国の内外にスパイ網を張り巡らせ、
他国の君主・高官はもとより、自国の王族・高官・地方長官をも監視せねばならない。
親類・従者・扶養家族がなく、様々な占いや幻術、社交術を学んだ者を工作員とし、
あらゆる職業の者に化けて潜入させ、秘密の情報を収集させる。





152 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/05/30(水) 20:36:19.00 0


岩波文庫から「実利論」上・下が出ている。
絶版ぽいので図書館で借りてもいいが、内容がかなり厖大。
かいつまんでみる。

・援軍を出す友邦と、金銭を出す友邦では、後者の方が優れている。
 軍隊は時々しか使わないが、金銭はいつ何にでも使え、軍隊を得るのにも使える。

・王はバラモン僧に言い含めて、皆の前で理不尽な命令を与え、激しく罵倒して怒らせよ。
 しばらくすると、何人かが僧に近づいてきて「あの王は正義に悖るから、他の者に替えよう」と囁くであろう。
 彼らはいずれ必ず王を裏切る。これが二心を抱く者をあぶり出す方法である。

・自分より強い相手に運良く勝てたら、和平を要求せよ。
 同程度の力の敵から和平を要求されたら、承諾せよ。自分より劣勢の敵は、これを撃つべきである。

・人の心は変わり易い。常に監査を行って仕事に専念させ、どんな部下でも敵の煽動から守れ。
・上がり調子の者は信頼できない。繁栄は心を変えさせる。





45 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/05/20(日) 19:05:20.81 0


カウティリヤはなんで実戦でも成功できたんだろうな。
インドの風土において馴染みやすかったのだろうか?






48 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2012/05/20(日) 21:02:26.60 0


俺は通俗道徳、人生訓大好きなんで
マキャベリズムの「役立ちそうな本」は
余り知らないが

石橋湛山の「自国の国益追及とは結局他国との共存共栄」って考えは
個人の人生にも活かせるだろうな。他者の好意を得られない人間が
共同体の中で生きられるはずがない。

ホリエモンが「金で人の心は買える」って公言したした時
共感できないのは無論、
「こいつ自分で自分の信用無くすとはアホか。しかも日本中に向かって」
と思った。

そんな人間の下に集まるのは「金の切れ目が縁の切れ目」
って人間ばっかじゃん。
誰が苦楽を共にしたがるんだよ。







49 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2012/05/20(日) 21:07:38.19 0


ナポレオンは「人間を動かす動機は利欲と恐怖だ」と
「喝破」したというが、当然そんな人間が
その二者で他人をほしいままに出来る権勢を失うと
それでもついていくなんて人間は寥寥たるもんで。

彼が引き揚げてやった元帥たちで
「忠臣」と言える人は一人もいないだろう。
銃殺されたネイもミュラも「忠臣」とは言い難い。







85 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/05/23(水) 04:59:51.35 0


>>49
>ナポレオンは「人間を動かす動機は利欲と恐怖だ」と
昔、NHK特番のテレビで見た限りでは秀吉も同じ考えだったような。
武家社会で利益を求める武士が陰口を叩かれる中、
秀吉は周りの人間が利欲を求める人間の性を当然の物と肯定し、
次々と利益を与え肯定していったから出世したって話だった気がする。

ここにいる人は権謀術数使う派だと思ってるが、大半は使われ騙される側だと思う。
その時に相俺は、相手が権謀術数使ってきて最後に騙される可能性があると
途中で気づき、予備策を打っておくために権謀術数の本を読んでる。






52 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/05/20(日) 22:22:51.04 0


六韜の論将で、

指揮官に向いてない10の性格

というのがある。

武王問太公曰、「論将之道奈何?」(将を論ずる道とはどのようなものか)
太公曰、「将有五材十過。」(将には5つの才と10の過ちがございます)
武王曰、「敢問其目?」(それはどういうものだ?)
太公曰、「所謂五材者、勇、智、仁、信、忠也。勇則不可犯,智則不可乱,仁則愛人,信則不欺,忠則無二心。
(5つの才と申しますのは、勇・知・仁・信・忠でござます。
勇であれば犯すことはできず、知であれば乱すことはできず、
仁であれば人を愛し、信であれば欺かず、忠であれば二心がございません)

所謂十過者(10の過ちと申しますのは)、

有勇而軽死者(勇気はあるが死ぬことを甘く見る者),
有急而心速者(事をせいてせっかちな者),
有貪而好利者(欲深く利を好む者)
有仁而不忍人者(思いやりがあるが、人が死ぬのに耐えられない者)、
有智而心怯者(判断力はあるが臆病な者),
有信而喜信人者(バカ正直でなんでも信用する者),
有廉潔而不愛人者(潔癖ではあるが沸点が低い人)
有智而心緩者(知力はあるが気の緩い者),
有剛毅而自用者(自分に自信がありなんでもかんでも俺がヤると口を出す者)
有懦而喜任人者(優柔不断で全部人任せな者)

でございます。

勇而軽死者,可暴也(~は、暴発させることができます)
急而心速者,可久也(~は、持久戦に持ちこむことができます)
貪而好利者,可遺也(~は、金を握らせることができます)
仁而不忍人者,可労也(~は、苦労させることができます)
智而心怯者,可窘也(~は、心理的に追い詰めることができます)
信而喜信人者,可誑也(~は、だますことができます)
廉潔而不愛人者,可侮也(~は、煽ることができます)
智而心緩者,可襲也(~は、一気にしかけることができます)
剛毅而自用者,可事也(~は、うまく乗せることができます)
懦而喜任人者,可欺也(~は、だますことができます)

故兵者、國之大事,存亡之道,命在於將。將者、国之輔,先王之所重也。故置將不可不察也。
故曰:兵不兩勝,亦不兩敗。兵出踰境,期不十日,不有亡国,必有破軍殺將。」
武王曰:「善哉。」






143 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2012/05/28(月) 22:25:01.04 0


呉子(戦争を個人間のトラブルとして意訳)

トラブルには5つの種類がある。

1に名を争う。
2に利益を争う。
3に悪い行い。
4に乱れた環境にいる。
5に貧困。

敵対者にも5種類ある。

1に義者。
2に強者。
3に剛者。
4に暴者。
5に逆者。

不正を正すために戦う者を義者という。
人数を頼み戦う者を強者という。
怒りの感情から戦う者を剛者という。
手段を選ばす自己利益のために戦う者を暴者という。
貧困、情緒不安定ゆえ戦う者を逆者という。
5者への対応方法はそれぞれ違う。
義者には礼をもって対応せよ。
強者には謙遜した態度で対応せよ。
剛者には物事の理(怒ることによって損をする)を説いて対応せよ。
暴者には術策を駆使して対応せよ。
逆者には臨機応変に対応せよ。






70 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2012/05/21(月) 17:48:21.22 0


もっと具体的な話を聞きたい
特にいわゆる技法としてのマキャベリズム







74 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/05/21(月) 18:55:16.81 0



>>70
質問の意図がよく分らないが、
個人レベルで騙しあいみたいな話なら、
オレオレ詐欺とか、リフォーム詐欺とか、セミナー商法とか
がその典型だ。
昔話で言うなら、ネズミが猫を騙した十二支競争とか。
でも、猫がそれ以後ネズミを襲い続けるように、
騙まし討ちというのは、その後くされがないようにするのが前提だ。
最後までトドメをさしておくとか、多数派工作の根回しをしておくとか。

でも、君主論に書いてあるのは、
そういう恨まれ役に散々仕事をさせた後に、
民衆の恨みを晴らすためにそいつを殺してしまえってことだから。

君主は憎まれてはならないが恐れられなくてはならない。

君主は必ずしも愛される必要は無い。
臣下に遠慮が無くなって、ないものねだりをされたりするから。






76 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/05/21(月) 19:16:54.40 0


それぞれ価値観が違うから全ての人間を騙すのは難しい。
詐欺師に情報を提供する名簿屋がいるのももっともだ





125 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/05/26(土) 22:43:02.98 0


1956年に毛沢東が「百花斉放、百家争鳴」と称し、
中国共産党への批判を歓迎すると表明した。
ところが翌年には撤回され、思い切って
共産党を批判した人々は「右派分子」として粛清されてしまった。
これは反体制派のあぶり出しを狙ったものだったともいう。







131 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2012/05/27(日) 15:11:03.81 0


毛沢東の逸話から、「炙り出し戦術」と
「多言は身を害なう」のスキルを獲得しようぜ。
為になるスレになって来たね







126 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/05/26(土) 22:59:43.57 0


民はもとより勢いに服し、よく義に懐くは寡なし by韓非子
(民衆は流行と強い者に服従する。義で動く者は少数だ)





133 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2012/05/27(日) 15:30:15.91 0


荀子曰く、
「言へば禍を招くことあり、行へば辱めを受くることあり」、と。

余り好きな言葉ではないんだが
(言うべき時は何があっても言わねばならない時がある、ってのが俺の考えなので )
保身のための技術とは言える。






175 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2012/06/25(月) 13:31:50.95 O


実際問題、権謀術数を使ってる人なんて日本にはほとんどいないだろう

中国じゃあるまいし、
日本では真っ当に生きたほうが成功する確率はぐんと高いわけで。

きちんと、勉強する
きちんと、スポーツする
きちんと、コミュニケーションをとる
などしたら、誰も嫌わないし。





176 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2012/06/25(月) 14:44:12.80 O


そりゃ雇われには少ないだろ
会社員はヨイコにしてれば好かれるからな
好かれると融通もきくし気分よく会社員生活を送れる

アレクサンドロス
「安逸な生活は奴隷への道である」


「成り上がり」の人間学―逆風をパワーに変える「生き方の流儀」
恐怖を克服すれば野望は現実のものとなる―50セント成り上がりの法則
韓非子(岩波文庫)



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